規制上の必要性に関する評価 – これだけは知っておきたい
2022-02-01
Assessment of Regulatory needs list – ECHA (europe.eu)
どのような情報が提供されていますか?
このリストには、すでに評価された物質や現在評価中の物質が含まれています。各物質のページには、評価機関(提出者)、懸念事項、状況、提案されたフォローアップ措置、リスト項目の最新更新日などの情報が含まれています。その他、プロセスの詳細や ARN も掲載しています。
ECHA はどのように物質を評価するのですか?
- 主な情報源は、登録ドシエ
- 評価は、有害性、用途、代替の可能性に基づき行われる
- ECHA によるグルーピングが行われる (ドシエの Read-Across アプローチとは異なる)
- ARN およびそれぞれの結論は、新しい情報やさらなる評価をふまえて更新される場合がある
ドシエの審査の結果に応じて、さらに「データ要
求」(“data generation” (CCH process) )または 「no action」が求められます。評価結果は、将来的に CLH と制限につながります。
ARN の内容
- グループ内の物質の概要
- 規制によるリスク管理の必要性の正当性
- 結論と対策のまとめ
ARN の主な目的と利点
- ARN には、物質グループに関し次に行うべきアクションが明示されています。
- 代替の可能性をより適切に評価し、類似の物質がより安全であるかどうかを示すことができます。
- 情報が集約され、より迅速なアクションが可能になります。
登録者は何をすべき?
- ドシエを最新の状態に保つ
- PACT(public activities coordination tool)の更新情報を定期的に確認し、ARN があるかどうかを定期的にチェックする