PFAS:Meeting of the RAC

この会合では、ユニバーサルパーフルオロアルキル物質およびポリフルオロアルキル物質(UPFAS)の議論が行われる予定です。

Chesarプラットフォーム: 運用開始は2024年4月下旬を予定

ECHAは2023年秋にChesarプラットフォームの「Alpha:アルファ」バージョンを導入する計画を発表しました。その後、ワークステーションおよびクラウド・ソリューションとして2024年4月下旬に最初のバージョンが稼動するまでに、綿密なテストとユーザーの経験に基づく改良が計画されています。

REACH改定2024/2025: ナノマテリアル

2022年6月10日に更新されたナノマテリアルの分野を横断する定義(2022/C 229/01)は、REACH改定文書に含まれる予定です。さらに、ナノフォーム物質(nanoform)またはナノフォーム物質のセット(nanoset)の命名に関する特性評価要件を明確にすることが計画されています。

また、物質をナノフォームに加工することによって製造されるナノフォーム物質が実際の登録一式文書でカバーされていない場合、川下ユーザーにその特性を示すことを義務付けることも検討されています。これらの検討事項には、川下ユーザーのナノフォームの安全な使用方法に関する情報提供義務も含まれます。

REACH改定2024/2025: 混合物評価係数 (MAF:Mixture Allocation Factor)

REACH 改定案では、混合物評価係数(MAF:Mixture Allocation Factor)という新しい規定が導入されます。MAFの概念は、化学物質のリスク管理において、同一物質への異なる暴露源(多重暴露)や複数の異なる物質(カクテル効果)による(環境)毒性学的な有害影響を考慮するために導入されます。この提案は、ほとんどの個々の登録者が、競合他社が登録した同じ物質の他の用途についてあまり知らず、また自社の物質の使用者、一般市民、環境が他の物質にどのように暴露されているかを知らないという問題に対処することを目的としています。

REACH 改定 2024/2025: REACHにおけるポリマーの登録

欧州委員会は、ポリマーの登録要件を定めるためのREACH改正案を作成しています。
登録義務の対象となるポリマーを決定するための基準が設定されることになります。この基準により、有害とみなされるポリマーを特定し、「登録が必要なポリマー」(PRR: Polymers Requiring Registration)と分類します。

欧州委員会、MDRの移行期間を延長

2023年3月7日、欧州連合理事会は、医療機器不足のリスクを軽減するため、ノーティファイド・ボディ*(適合性評価機関)および製造業者に医療機器の認証に要する時間の延長を認める欧州委員会の提案を採択しました。