低懸念活性物質および用途の目的に適合したリスクアセスメント - EFSA による提案募集の発表

Date: 5 July, 2023

2023年6月19日、EFSAは、低リスクの可能性がある農薬について、目的に合ったリスク評価手法を開発するための提案募集および申請者向けガイド(GP/EFSA/PLANTS/2023/04)を発表しました。 この公募は、リストアップされた管轄機関を対象としています。

この要請により、EFSAは、例えば、食品や飼料として使用される物質のデータ要求を減らすなど、特別な物質特性や用途を考慮する評価方法を開発する予定です。このような観点から、EFSAは特に、情報化学物質(semiochemicals)、植物活性物質、その他の生物学的物質(微生物の発酵産物など)、無機物質(ミネラルなど)に注目していますが、ただし、このリストはすべてを網羅しているわけではありません。

この提案は、科学的見地から活性物質の性質や提案されている用途の特性を考慮して要求データパッケージを削減する必要があるという状況を明確にするのに役立つはずです。また、これらの物質の特性を考慮し、目的に合った環境リスクアセスメント(ERA)を開発することも目的としています。さらに、EFSAは、7つのサブ目標(例えば、ガイドライン試験の非提出を妥当とするための科学的根拠に基づく判断基準の策定)と、サブ目標に関連するタスクおよびスケジュールのリストを作成しました。本プロジェクトの全実施期間は、開始から1年半を予定しています。 対象管轄機関は、2023年9月15日までEFSAに提案書を送ることができます。

低リスクの可能性がある物質、特に生物由来の物質に対するリスク評価やデータ要件の問題については、すでにさまざまなレベルで議論されています。このような物質に対する不適切なデータ要件やリスク評価は、低リスクの植物保護製品を市場に投入する経済的価値を低下させ、EUグリーン・ディールやFarm to Fork戦略における化学植物保護製品の使用削減を大きく後退させることになりかねません。さらに、これは農家の利用可能な手段を大幅に減らすことにもなります。したがって、EFSAによる提案募集は、欧州委員会がこれらの低リスク物質に関する規制を調整するための重要なステップです。

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